タイヤ各部の名称

タイヤは大まかに左のような3つの部分で構成されています。
トレッド部は走行面、サイドウォール部は側面、ビード部はホイールと密着してエアが逃げないようにしている部分です。
通常、サイドウォール部にはワイヤーが入っていない為、パンクなどの破損は修復が出来ません。

タイヤの表記について

サイズ

タイヤのサイドウォールに書いてある数字の羅列です。(例:205/55R16)
羅列の左より
タイヤ幅:mmで表記しています。(例:205mm)
扁平率:タイヤ高さ÷タイヤ幅の数値。(例:205mm×0.55の高さということになります。)
インチ:直径をインチ表記しています(例:16インチ直径)

製造年月日

左の写真にように、サイドウォール部に書かれた数字です。
右から左に向かって読み、製造年、その年の第何週製造か、ということが表記されています。
当店では古いタイヤは売りません 笑。
(例:画像のタイヤ→07年第35週製造)

ロードインデックス

大抵は上記のサイズ表記の右あたりにある数値、画像赤丸部分です。
主に60~120あたりの数字で、数値が高いほど重い荷重に耐えうるタイヤだという意味です。(例:99→1本で755kgまでOK)

速度記号

上記ロードインデックスの右あたりにある数字で、数値が高いほど高速に耐えうるタイヤだという意味です。
(例:R→170km/h、W→270km/h)

タイヤ用語

スリップサイン

タイヤのサイドウォール部の▲マーク延長線上にタイヤの溝の中の凸部があります。
この凸部の溝がゼロになったら交換時期だということです。
他の部分に溝があるからといっても、スリップサインが出たらケチらずにタイヤを交換しましょう。

ピンチカット

タイヤのサイドを縁石などに擦りつけてしまい、劣化した部分がポコっと盛り上がってしまっている状態を指します。
これも非常に危険な状態かつ、修理は不可能ですので即タイヤ交換が必要です。