トヨタ セリカST18型 クラッチシリンダー交換
こんにちは。
確か20日より彼岸入りしておりますが、皆さんお墓参りは行きましたでしょうか?
私は行けておりません。
ご先祖に毎年、お墓参りでご挨拶をすることは、とても大事だと認識していながら、適切な時期に毎年行くことが出来ていません。良くないですよね。
さて、心配されていたNASAの人工衛星落下のニュースですが、今日の正午~16時の間に小笠原諸島南の太平洋上に落下の可能性が高いとのことです。
昨晩の段階では、かなり広い規模での予想だったのですが、フタを開けてみたらかなり近くに落下しそうなようで、驚きました。大気圏で燃え尽きなかった破片が都市部に落下した場合、ミサイルが着弾したような被害が出るのでしょう。少し怖いですが、きっと海上に落下するのだと思います。
さて、作業報告です。
お車はみん友様のトヨタ セリカST18型のクラッチシリンダー交換修理作業です。
クラッチペダルが戻らないとのことでご来店頂きましたが、末期症状でしたので、お預かり修理に至った経緯です。
最近はあまり目にしなくなりましたが、秀逸なデザインのお車だと思います。
ちなみにエアインレットの養生フィルムはあまり作業に関係ありません。
タワーバーを外して、フルードを吸い上げ、マスターシリンダーとレリーズシリンダーを外します。
同時に弱っているバッテリーも充電しています。
外れたマスターシリンダーとレリーズシリンダーです。
気密性を保持しているゴム部分が経年劣化とエンジン熱でダメになっていました。
それが原因で負圧がかからずクラッチが戻らなかった訳です。
新品のマスターシリンダーとレリーズシリンダーを組み、新しいフルードを入れてエア抜きを行います。
新しく組んだマスターのシリンダー部分には熱処理対策も施しています。
クラッチが効いているのを確認して、タワーバーを元に戻して、試走確認です。
その後、作業完了となりました。
コマ送りで写真を撮っているので簡単そうですが、約8時間の作業でした。
貴重なお車を長くお乗り頂くお手伝いが出来、大変有意義な作業でした。
ありがとうございました。