トヨタ ハリアー60系 モデリスタ LEDトップノットアンテナ 加工品 取付
こんにちは。
雲一つない快晴の日曜日、お子さんの運動会なんかのご家庭も多いんじゃないでしょうか。
ネットニュースの見出しを捲れば相も変わらずトンでもない事件が幾つも目に飛び込んできますが、自分の目の前の平和にひとまずは感謝したいと思います。
早速ですが本題にまいりまして、本日の作業報告は現行ハリアーの前期にモデリスタのLEDトップノットアンテナの加工品を取付させて頂いたおハナシです。
余談ですが、最近この手のシャークアンテナとかドルフィンアンテナへの換装のお問い合わせを多数頂きますので、少し解説致します。
まず、大まかに分けて後付のこの手のアンテナは・・・
「アンテナごと交換」
「台座だけ残して上から被せるだけ」
という2パターンがあります。
前者は30プリウスにアクア後期のモノを取付したり、18クラウンに20クラウンのアンテナを流用したり、純正流用が主流のようです。
被せるだけのモノと違い、本体交換のタイプは天張りを下したりと手間と工賃は掛かりますが、感度は申し分ない純正品質となります。
後者は有名なところですとBeatSonic社の純正色塗装済のアンテナカバーなんかが有名です。
今回のモデリスタと同形状のLED無しのモデルもこちらになるかと思いますが、今回のLED内蔵のモデリスタトップノットアンテナは前者の「本体ごと交換」のタイプとなります。
今回は更にお客様のご希望にて、中身の内蔵LEDをイジらせて頂いた、という事になります。
詳細としましては・・・
「そのまま」の状態だと↓の通り。ぼんやり青く光っています。
これを、内部分解にて
・白LED発光
・光量はなるべく明るく
加工し、車両取付の際は・・・
・IGオンで強発光
・スモール(ロービーム)点灯で減光
・OFFスイッチ取付
としました。
以下、作業写真です。
殻割り、という程大げさなモノではありませんが、分解しました。
しっかりアンテナブースター基板が入っており、LED基板とは別になっているようです。
LED基板にINされている電源回路を追って、新しい白LEDの電源とすれば良い訳です。
フタ?側です。
アンテナの巻き線が付いています。
フタを閉じると接点部分がブースター基板と繋がる訳ですね~。
作業に夢中で・・・というか終業後に少しずつ夜鍋作業をしていたので、ここからの内部作業画像はありません。
↑のフタに穴開け加工などを施し、白LEDを設置、殻を閉じる際は徹底的に防水処理致しました。
LED位置は最初は光量を稼ぐ為にダイレクトに設置しましたが、これは失敗でした。
明るさは物凄いのですが、点光源がまるわかりですのでNG。
LEDの透過過程にパターンの入ったレンズが2枚もあるので、もう少し光が散ってくれるかと思っていたのですが、甘かったようです。
光源位置を間接的かつ最短距離になる部分へ移動、防水などもやり直し、良い感じになりました。
減光回路は数種類の抵抗値を試し、最適なモノを選び、リレーを使用し減光回路としまして、車両へ取付致しました。
動画だと分かりやすいかと思います。
加工に長らくお時間を頂きましたが、誠に有難うございました。
LEDカスタムのご相談はお気軽にどうぞ