トヨタ セリカ ZZTリア足回り交換修理~車高調取付、アライメント、車検etc
こんにちは。
少し間が空いてしまいました。
北海道の山中で男児が行方不明のニュース、ほぼ無傷で保護されたとのことで、良い結末を迎えて良かったと思います。
それにしても7歳の子が自力で山奥から安全な場所を探し、6日間を耐えた事は凄いと思います。
無事であったからこその話ですが、親御さんが反省する一方、このお子さんは7歳にして、普通では得られないような自信と勇気を得たのではないでしょうか。
親御さんは結構ネットでも批判されているようですが、これは非常に難しい問題だと思います。
結果論でいえば、失敗だったのでしょうが、他人に石を投げるような行為を自分の子がしていたら、これは結構な勢いで、どげんかせんとイカン訳です。
自分の子が叱っても、言い聞かせてもどうにもならない場合、また、手を上げるという選択肢が無いなどの場合、この親御さんと同じことをしないと100%で言える自信がありません。
自分の回りでは、公共の場などでは、シツケが出来ない親を見かける機会のほうが圧倒的に多いので、シツケというと語弊があるのかもしれませんが、そういった意味での「教育」はあって然るべきだと思います。
今回は、そのシツケの仕方が少々問題があっただけでは・・・と思う訳です。
まぁ無事だったから思う事なんですが・・・・
さて!そろそろ本題と参ります。
本日の作業報告はトヨタ セリカZZTスーパーストラット車の足回り修理~車高調取付、アライメント調整作業などです。
当初、車高調の取付とアライメントということでご入庫頂いた車両ですが、足回り、特にリア廻りのサビと腐食が酷く、凍結潤滑スプレーなどを使用したりしても簡単にボルトが折れるような状態でした。
このままではアライメントはもちろん、サスの交換も不可能ですし、なによりいつ何が起こるかわからない状態といえますので、揃えられるものは全て新品に交換という運びとなりました。
アーム、ナックル類は個別ではもう外せる状態ではないので、メンバーごと外しました。
全然穴が開くほどではないですが、燃料タンクも錆びてます。
バックプレートは付け根の腐食と穴あき、崩壊寸前ということで完全アウトです。
リアキャリパー。
一応機能はしていますが、見た事がないくらい腐食してます。
最重要保安部品なので、これも交換です。
燃料タンクは更なる腐食の防止に洗浄、脱脂してシャーシブラック塗装。
メンバーの付け根は元々はネジ山が切ってある穴、つまりメス側でしたが、腐食により十分な締め付けが出来ないと判断。
穴を拡大加工のうえ、径の合ったボルトを溶接しました。
オスメスが逆になりますが、十分な取付強度を確保です。
アーム類、メンバー、サポート、アクスルキャリア、スタビリンク、バックプレート、他ショートパーツ等全て交換致しました。
やはり錆の出ていたマフラーも耐熱シルバー塗装しました。
基本的にナックルは交換していませんが、インナーシューのバネ等、交換が望ましい部品も交換させて頂きました。
当初の目的である、車高調の取付も完了し、アライメント調整をさせて頂きました。
ZZTセリカはリアの減衰調整のダイアルは内貼りを加工しなければ手が入らなくなってしまうので、こちらも切削加工致しました。
他にもMTオイル交換や基本点検などをさせて頂き、継続車検をさせて頂きました。
部品納期の都合で、リアキャリパーは後日左右とも新品交換、ブレーキフルード交換もさせて頂きましたので、また長く安心してお乗り頂ける事かと思います。
ちなみに今回のセリカは、以前の所有者の方が豪雪地帯で使用していたようですので、この異常なまでの錆と腐食は融雪剤によるものでほぼ間違いないと思います。
恐るべし融雪剤です。
軽トラからF1まで-
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コチラのセリカzzt231?でしょうか?私の車のバックプレートも腐ってぼろぼろなので交換しようと思ったのですが、ハブを抜かなければいけないのか、後ろを緩めて浮かせて隙間からでも外せるのか、やり方など教えて頂けませんでしょうか?
コメント有難うございます。ハブを外さなければバックプレートは外れない構造だったと思います。