ポルシェ ボクスター 987 クラッチOH
こんにちは。
最近は便利になったもので、極めて単純明快な語句に画像を添付して発信できるインスタというものの恩恵に預かり、ブログが相当にご無沙汰となっておりました。
いやはやローカルな事件やニュースはYahooなどのポータルなんかよりもTwitterのが早かったり、ファッションなんかもインスタを参考にしたりするのが主流だったり、
ちょっとした各種DIY作業なんかはYoutubeを見たりと、
もはやインターネットの主幹がSNSに依存しかかっていると言っても過言では無い時代となって来たようです。
しかしながら便利になれば、相応のリスクマネージメントというモノも必要になってくる訳でありまして、フェイクニュースやトラップURLからの詐欺への誘導などもSNSには地雷の如く潜んでいる訳でありますので、皆様には是非注意をして頂きたい次第です。
大昔、当時はインターネットなど無い時代ですが、意図的に会話の中で
「長渕剛がレゲエを始めた!」
というフェイクニュースを信じさせられた親友が、他の人に発信してしまい、
馬鹿扱いされるという事を経験したことがありますが、
スマホやPCにて通じる不特定多数からそういった偽情報を手軽に掴まされる事も多々ある時代という事だと思います。(馬鹿扱いで済めば良いです)
驚くべきは、不特定多数へ作業見積依頼が発信出来るSNS、(一部は某自動車専門SNSと連携)なども出現しておりますが、
僕らプロがそういうトコロから直接依頼を受けたら、やはり「闇営業」になるのでしょうか(言ってみたかった 笑)
それにしても法人ではない素人がそういったサイトを通じて赤の他人様の車をイジる場合は、何かトラブルが合った場合はどうなるのでしょうか。
やはり当事者同士の示談と折り合いがつかなければ民事裁判とかでしょうか・・・個人では取れる責任にも限度がかなりあるはずですが・・・想像しただけで少し怖いです。
そういった闇営業で得た収支の税務申告は?・・・などなどグレー感が今だ否めません。(ネットの活用として目の付け所は凄く良いとは思いますが・・・)
そういう訳でありまして、
特に愛車の作業に関しては、そういった個人間作業依頼サイトでの個人間での作業依頼は辞めて置いたほうが無難であります。(全てとは言いませんが・・・)
だいぶ前置きが長くなってしまいましたが、本日の作業報告はポルシェ ボクスター987 のクラッチOH作業です。
若干ですが、滑りが発生していた為、年式や総走行距離などを考慮し、クラッチOH(ディスク/カバー他ショートパーツ交換)となりました。
当然ながら、RRに近いMRレイアウトエンジンなので、マフラー廻りは全部外してからドライブシャフト脱着、ミッション降ろしとなります。
今回はレリーズベアリングも交換させて頂きました。
クラッチOHの場合、ディスク、カバー(ボルト等ショートパーツ含)のみの交換の場合と、レリーズベアリングまで交換の場合と、レリーズフォークやブートなど付帯ショートパーツも全て交換の場合とがありますが、当店ではせっかくミッションを降ろしますので、部品の状態によっては交換可能な部品はなるべく新品交換する事をお勧めさせて頂いております。
また、スレーブ側クラッチOHが2回目以降の場合は、マスター側の交換整備なども視野に入れたほうが良い場合もあります。
昨今はポピュラーでは無くなってしまった貴重なMT車を長く乗るには必須のこの整備、1台1台しっかりと作業させて頂いております。