危険なタイヤのトレッド剥離の例

こんにちは。
今日は3月11日、東北地方太平洋沖地震よりちょうど1年の日です。
全く被災していない私は、偉そうな事は言えませんし、被災された方々のお気持ちは想像することしか出来ませんが、日本にとって3月11日は試練の日となった事は間違いないと思います。
現実には抱える問題も多い日本ですが、明るい未来を信じる気持ちを胸に、15時頃には黙祷しようと思います。

話は変わりまして本題の作業報告ですが、今日は大変なことになったタイヤをご紹介します。

画像は昨日、当店にタイヤ交換で持ち込まれたホイールから外したタイヤです。

よ~く見てみてください・・・

溝もそこそこに残っているタイヤですが、異変に気づきませんか?・・・

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そう、内側のトレッドが剥離して、相当な面積が膨らんでしまっています!

これはトレッドセパレーションと呼ばれる現象で、通常は過積載や、空気圧不足での走行が原因で起こってしまう現象です。

しかし、今回に限っては超扁平タイヤかつ、ビードが斜めになるほどのワイドホイールへ装着して、キャンバーの付いた車両に付けていたという事が大きな原因と思われます。
タイヤサイズは245/35-19、ホイールは19inch-10.5Jでした。

↓内側も外側もこんなに膨らんでしまっています。

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もちろん新しいタイヤに交換させて頂きました。
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皆様もタイヤの空気圧管理や過積載にはご注意下さい。
極端に太さが合っていないホイールとタイヤでの走行もあまりお勧め出来ません。
結構なマイナスキャンバーの車両であればなおさらです。

そんなタイヤ談義でした。

 
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