ホンダ モビリオ 足回り総リフレッシュ
こんばんは。
久々の時事ネタからとなりますが、何度目かのVR(バーチャルリアリティ)商戦が起こっている模様です。
「グーグルが「8千円」で乗り込むVR市場、ソニーとの激戦開始」(ヤフーより)
VR=バーチャル リアリティとは、簡単にいえば仮想現実ということで、人工的に作られた現実ではない世界を現実のように知覚させる技術で、この場合は主に視覚、聴覚、場合によっては触覚や嗅覚で仮想現実を感じさせる技術の事であると認識しています。(ある意味ではポケモンG〇やIngle〇s等、現実世界と同じ座標軸でGPS展開するアプリ等も仮想現実の一種なのではないかと思いますが、この場合はVRにあたらないと思います。)
最近はスマホアプリなどもVRモードに対応したものが増えてきて、VRがより身近になってきているようですが、このVRという概念、実は昔からありました。
実は任天堂は1995年にバーチャルボーイなるゲームを出しています。
・バーチャルボーイ(任天堂HPより)
あまり知られていないこのバーチャルボーイ、残念ながらフルカラーでなかったことや、画像が自分ひとりしか見れないなどの、当時の他のゲーム機にはないデメリットと、セガサターンやプレイステーションの台頭による売れ行き低迷で失敗作となったようですが、このアイマスク型の機械、現在のVR機器のまさしく先駆けともいえるスタイルでしかも、手ごろな価格での一般販売・・・任天堂は時代の先を行き過ぎたのかもしれません。
これだけでなく、視覚、聴覚で感じる3Dといえば有名なところでディズニーランドのキャプテンEO、これは当時は相当な衝撃で、小学生の自分も一発でマイケルのファンになってしまいましたが、これは1986年の話です。
しかし調べてみるとVRの歴史はなんと1930年代からその概念があり、1940年代にはこのヘッドディスプレイに似た3D画像を見る装置があったようです。
「VRの歴史が一目で分かるインフォグラフィック」(MoguraVRより)
では、なぜ今、再度VRなのか?
これは、高精細な映像をコンパクトサイズでディスプレイできるモニター、及びそれを方向性を認知して身体の動きとディスプレイを連動させ駆動するシステムが一般に普及できるレベルに達してきたからだと思われます。
プレイステーションVR(10月13日発売)は約4.5万円、GoogleのDaydreamは約8千円(+対応スマートフォン)でリアルなVR世界が手に入る時代、これは凄いことです。
そのうちインターネット経由でSNSとリンクして、仮想現実の世界で友達と遊ぶ、なんて将来も近いのかもしれません。
なんだか女神転生みたいですね。(御存知ない方のが多いと思いますが・・・)
さて、久々に時間が取れたので長話してしまいましたが、本題に参ります。
本日の作業報告はホンダ モビリオの足回り総リフレッシュの作業です。
当店にてこれまで色々と手を加えさせて頂いたモビリオ。
実用性重視のお客様なのでサス等足回りはノーマルで、今回サスペンション、アーム、アクスルビーム、スタビリンク、ハブベアリング等を新品交換させて頂きました。
こちらはアクスルビームの外れたところ。
4WDなのでデフがありますので、2WDより作業工程は多いです。
フロントのアーム、スタビリンク交換後です。
ハブの異音が出ていたのでハブも交換しています。
足回りをほぼ総リフレッシュとなりましたので、仕上げは4輪アライメントです。
もちろん試運転にて随時直安定性等を確認しながらの作業です。
ステアリングセンターも当然シビアに調整させて頂きました。
343-0002-軽トラからF1まで-
(株)ロイヤルコーポレーション
埼玉県越谷市平方1931-1